こったら
「こったら」は「こんな」の意味です。
標準語で「こんな」「そんな」「あんな」「どんな」とあるように、「こったら」には「そったら」「あったら」「どったら」という仲間がいます。
また、地域によっては「こったら」が「こっだら」や「こだら」となるところもあるようです。
普通の「こんな」の意味で使う場合もありますが、こったらグループはどちらかというと、驚きが伴っていたり、否定的な場合に用いることが多いような 気がします。
「こったら形したやつ見たことないか?」
(こんな形をしたのを見たことないかい?)
「や、そったらのはないけど、こったらのはある」
(いいや、そんなのは無いけれど、こんなのはあるよ)
「おっしいな、いい線かっちゃいてるけど、ちょぺっと違うもな。札幌で売ってるよなのヨ」
(おしいね、いい線いってるけど、少し違うものね。札幌で売っているようなものだよ)
「おまい、あったらのは、ここらへんだら手にはいんね」
(君、あんなのは、このあたりでは手に入らないよ)
「やいや、あったらまていにやるとは思わんかったもな」
(いやいや、あんなに丁寧にするとは思わなかったよ)
「どたったらもこったらもね、朝から晩まで、なんもしゃべねで、ずっとしたったわ」
(どうもこうもないヨ、朝から晩まで、何も話さないで、ずっとしていたよ)
「こったらとこ、ブヨに食われてよ、恥ずかしくて母ちゃんにも言えねべや」
(こんなところを、ブヨに刺されてしまって、恥ずかしくて家内にも言えないよ)
「そったらところなら、おまい、病院サ行って、めんこい看護婦さんに薬つけてもらえば涙でるって」
(そんなところなら、君、病院に行ってきれいな看護士さんに薬をつけてもらえば、感動するよ)
したけど『ブヨ』ったら標準語だべかね?
